世界情勢が混沌とする中、投資家が抱く不安はもっともだ。現在、世界はまさに一寸先も見えないポリクライシス(複合危機)の様相を呈している。
イランを巡る中東情勢の緊迫化、メキシコ国内の治安悪化や内乱の兆候、トランプ政権による関税の応酬が国際法上の違法性を問われる事態まで浮上、さらには経営陣の相次ぐ株売りなどが重なっている。
混乱期にこそ問われるポートフォリオの真価
混乱している状況ではいかに冷静さを保つかが大事になる。他人の混乱に巻き込まれて想定外の行動や売買を行ってしまうことは避けたい。こういう時に投資家が何をすべきか、何をしない方がいいかを書いていく。
SNSのタイムラインを見ない
混乱期や非常事態ではSNSのタイムラインを見ない方がいい。他人の思考に巻き込まれないように静かに瞑想をするべきだ。
リスクヘッジの金
このブログではたびたび言っているがキャッシュポジションの一部をゴールドポジションにしている。
ゴールドは積み立てで買ったり暴落時に買ったりすればリスクは低いはずだ。
忘れてはならない投資の裏側とリスク
ここまで前向きな見通しを述べたが、投資に絶対はない。以下のリスクについては、常に念頭に置いておく必要がある。
元本割れのリスク
株式投資は預金とは異なり、元本が保証されるものではない。世界情勢の悪化が想定を超え、グローバルなサプライチェーンが完全に断絶した場合、株価は大幅な調整を余儀なくされる可能性がある。
ホルムズ海峡閉鎖のリスク
イランが追い詰められればホルムズ海峡を閉鎖するリスクがある。そうなると原油価格は高騰し、インフレが高進する。
金利上昇による株価抑制
インフレが再燃し、中央銀行が想定以上の利上げに踏み切った場合、株式の割高感が意識され、売りが加速するリスクは常に存在する。
結論:不安ならばある程度備える
ニュースが伝える世界の終末のような見出しに惑わされてはならないし、SNSの不確かな情報を元に売買するのは避けたい。
また全か無か思考の人は株を全部売却して空売りするといったカイジのような極端なポジションを取りがちだ。
極端なポジションは当たれば大きいが、投資家としては長生きできない可能性がある。
イランの最高指導者が空爆で亡くなったという情報やホルムズ海峡が閉鎖されたというニュースもあり、情勢が収束するかどうかは読めない面がある。
第三次世界大戦とかそういう極端なことにはならないという見方が大半だ。
※本記事は情報の提供を目的としており、投資の勧誘や売買の推奨を目的としたものではありません。投資判断はご自身でお願いいたします。


コメント