借金の多い国はとにかく紙幣を刷っている。
ドルが増殖すると世の中はどうなるのか考察してみた。
借金を返す気がない
少なくとも国家の借金は増えていて、借金を返す気は無いと思われる。
日米共に積極財政を行っている。
この流れは2026年も止められない可能性がある。
副作用
ドルを刷るとどうなるか。
ドル増殖の際の副作用についてまとめた。
格差が極限まで大きくなる
ドルが増殖すると大きな格差が生まれる。
富裕層はドンドン豊かになり、貧しい人はドンドン貧しくなる。
金融資産を持つものと持たざるものの差がドンドン広がる。
その上治安が悪化していく。
金、銀、プラチナの価格高騰

お金を刷り散らかすと貴金属価格が無限に上がっていく。
そのため産業に必要な分の貴金属の確保が難しくなる。
アメリカ国防兵站局(DLA)の国家防衛備蓄における銀の保有量は、事実上ゼロに近いそうだ。
銀はBURNされている
銀は消費(BURN)される金属で日々希少性が増している。
金は蓄積される金属で基本消費はされない。
ただ銀は消費され日々消えていくので日を追うごとに希少金属になっていく。
資源ナショナリズム
資源を輸出しないという措置を取る国が増える可能性がある。
ただでさえ供給がひっ迫している状況で、資源の囲い込みが起きる可能性がある。
勤労意欲の減退
ドルを刷り散らかすと汗水垂らして働くより、株や仮想通貨を買ったほうが利益が出る。
なので勤労意欲が減退する副作用がある。
現金を保有することがチキンレース
現金もリスク資産なので、現金を保有することがチキンレースとなる。
現金が危険な投資先となる。
また資源価格が高騰すればサーキュラーエコノミー(循環経済)が発達するはず。
仮に鉱物資源が枯渇したらリサイクルするしかないと思う。

サーキュラーエコノミー関連銘柄
松田産業 (7456)
事業: 電子基板などから金・銀・プラチナを回収する「貴金属リサイクル」が主力。
DOWAホールディングス (5714)
事業: 明治時代の鉱山開発から始まり、現在はリサイクル技術で世界トップクラス。
AREホールディングス (5857)
事業: 歯科用金属や電子部品からの貴金属回収に強み。
Waste Management (WM)
事業: 北米最大の廃棄物処理会社。収集、埋め立て、リサイクルを一手に担う。
現金は安全か?
最近キャッシュポジションがインフレで危険になっている。
現金が安全だという概念も変わりつつある。
カウンターパーティ・リスクの顕在化
誰かが約束を破るリスクをカウンターパーティ・リスクと言う。
キャッシュや国債は発行体(国や中央銀行)の信用に依存する。
国が借金を返せなくなる、通貨を刷って価値を下げるというリスクが意識され始めた。
従って発行体のないゴールドが安全資産という評価になっている。
中央銀行が答えを出している
世界の中央銀行(特に中国、ポーランド、インドなど)が、猛烈な勢いでドルや国債を売って、ゴールドを買っている。
紙幣よりも、金の方が安全だと胴元が認めている。
そしてドルを売って金を買う流れが加速している。
まとめ
- 紙幣を刷り散らかすとインフレが進行し、様々な副作用が出てくる。
- 資源が枯渇しても資本主義は消滅せず、サーキュラーエコノミーになると予想。
- 現金が安全資産ではなく、金が安全資産になっている。


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